パターン検証 8/20 湯川
先にブログに書いた湯川での釣り。
ブログ内にも多少書いたが、
この日メインにしたやり方を検証する。
釣行の前半戦は色々と試しましたが
釣行後半戦は2つのパターンをメインとしてこの日は釣りをしました。
まずはパターン①。
流れのレーンが通っている若干でも深めになっている場所で
アップクロスよりもどアップに近い感じで流すというもの。
どアップに投げても連続トゥイッチではなく
チョン、、、チョン、、、とゆっくりと軽くトゥイッチ&ポーズを繰り返す。
そのポーズの間は流れを受けて自然に流れている感じで
リーリングもストップしているわけではなくラインスラッグを巻いている。
深くなっている流れの筋を狙っているので
ルアーは若干潜って水を噛むタイプのヘビーシンキングミノーを使用。
そしてパターン②
必ずしも流れの筋に対してどアップのポジションが取れるわけではないのと
アップクロスに入れて流れのレーンを狙い
ラインをコントロールしながら自然に流してストラクチャー付近を通過させる感じ。
ラインに糸ふけが出すぎてもダメ、
ドラッグが掛かったり、派手なトゥイッチをしてルアーが不自然な動きをしたらダメ。
ルアーはシンキングなんだけど
昨今多いヘビーシンキングミノーではなく沈みの遅いシンキングミノーを使いました。
これで背中の色が派手めなものを使うと流しているルアーが見えるのでドリフトコントロールがしやすい。
いずれのパターンにしても
要は上流方面から自然に流されてくるものに好反応だということ。
対象魚がブルックトラウトってのも良いのかな??
こんなポイントがあったとする。
上流側は幅が狭く、下流側が幅が広い。
点線で記したのが流れの筋。
基本的には川のアウトサイドに流れの筋があることが多く
その流れの筋があるところは深くなっていることが多い。
地形にもよるのだが川幅が狭いほうが水流が強く、
川幅が広いほうが緩いことが多い。
湯川にはこんな感じの場所が多く、
川幅は目測で3~5mほどの場所が多い。
そして立ち位置について。
この場合、幅が狭い上流側の対岸には立たない。
それは水流が強いことが多いのでパターン2のドリフトではコントロールしづらいのと
強い水流の場所にウェーディングすると
自分の体で流れを受けて騒々しくなり魚にプレッシャーをかけやすくなる。
そこで「立ち位置A」にポジションをとる。
また、下流側だが、
こういう川幅が広くなった場所のインサイドはとても浅くなっている場合が多く
「立ち位置B」のポジションがとりやすく魚にプレッシャーもかけづらい。
そしてキャスト方向。
「立ち位置A」の場合、
上流側を向くと流れの筋をダイレクトに攻めることが出来るので
どアップに投げるパターン①のドリフトで探る。
次に「立ち位置B」の場合、
対岸にある流れの筋を使ってのドリフトで探っていくので
キャスト方向はアップクロスとなる。
いずれのパターンにしても
流れの筋に絡む倒木や岩などのストラクチャーがある場合は要注意。
ルアーの食わせどころとなるので、
それを意識して如何にうまくそこにドリフトでアプローチするかを考慮する。
そして基本的なことだが、おおよその場合、
魚は上流を向いていることを意識して探っていくのが重要。
魚の視界に上流方向から自然にルアーを入れていくってことを意識していました。
魚の視界にアングラー(この場合は自分)の姿はなるべく入らないよう意識することもそうですね。
パターン①は派手なトゥイッチはせずにチョン、、、チョン、、、、と流れの中で
もがいたり溺れている弱った虫?を演出。
パターン②の場合、あまり派手なトウィッチをすると
自分の方に向けてルアーを引っ張ることになるので流れの筋を外してしまうのと
ルアーの動きに自然な感じはなくなるので
ルアーの頭をこっち(アングラー方向)に向けて、
ルアーのサイドで水流を受けて自然に流すことを意識してラインをコントロールする。
また、立ち位置を少しづつ下流側(もしくは上流側)に移しながら、
ルアーを自然に流せる範囲を変えていく。
実際に使ったルアーのご紹介。
パターン①で多用したスミスのDコンパクト
パターン②で多用したティムコのシュマリ50S
こっちは使いすぎでカラーも剥がれボロボロになっちゃっています。
フロントフックも伸びてるし(笑)
ラインスラックがでている状態でのヒットも多くなるので
フックの刺さり具合も重要なところですね。
写真のミノーについているのは自作のシングルフックなのですが
Dコンパクトにはグレ針で
がまかつの「ナノグレ 7号」をもとに作っています。
ナノコートされている針なんですが、これがなかなか良いです。
シュマリ50Sはかわせみ針のチヌ針を使用しています。
こっちにも満足はしていて、刺さりの初期性能は文句ないです。
以上、前回の釣行の考察です。
参考になれば幸いです。
ご指摘、ご質問等ございましたら
お気軽にコメント入れてください!!
それでは、また。